学館ニュース

第37回卒業証書授与式が行われました

3月1日、第37回卒業証書授与式が行われました。362名の皆さん卒業おめでとうございます。

  「新たなステージに向けて」                                                          校長 渋江俊雄

 卒業生の皆さん、卒業おめでとう。

 皆さんは、本校の卒業生として、新たな出発の時を迎えています。

 本校で過ごした日々、時間を振り返ってみて何が一番印象に残っていますか。勉強はもちろんでしょうが、クラブ活動を一生懸命頑張ったこと、あるいは学館祭体育の部や文化の部やスポーツ大会でクラスの中で盛り上がったこと、シンガポールの修学旅行などといったさまざまな学校行事、友達と過ごした時間など、少し思い浮かべるだけでもいろいろな事を体験した記憶が蘇ってくるのではないでしょうか。皆さんにとって、その中のどの一つをとっても掛け替えのない思い出になっていると思います。私の個人的な経験からしても、高校時代の思い出は忘れることのできない一生の財産です。どうか、それをただの記憶だけでなく、一つの貴重な記録として心に刻み、体に染み込ませて下さい。

 この4月から人生の新たなステージに足を踏み出します。その道は人によってさまざまだと思いますが、しかし、皆さんがこれからやるべき事、立ち向かうべき事は基本的に大きな変わりはないと思います。つまり、この先どのように自分を最大限に活かしていけるかにかかっています。

 さて、今日のグローバル化や少子高齢化が急速に進展し、国内外にさまざまな問題が山積しています。社会の仕組みが大きく変容し、これまでの価値観が根本的に見直されつつあります。このような時代に生き、未知の時代を切り開いて行くためには、生涯にわたって主体的に学び続ける力が重要となります。

 「学ぶ」ということは、単に知識を得ることではありません。この変化の時代には過去の延長戦上でものを考えたり、問題を解決するのは難しくなります。

 新たな状況を自らの頭で理解し、問題を解決する力が求められるとともに、人間力を向上させ、自らを律し、人として成長していくことが必要です。どうか生涯にわたって、学ぶ心を忘れず、絶えず知性を磨き、社会のために力を尽くしてもらいたいと願っています。

 また、このような時代だからこそ、我々一人ひとりの「思い」、言い換えれば「価値観」や「人生観」が重要な意味を持つと考えます。明晰でぶれない価値観や人生観を支えるためには、自らが問題意識を持つということが極めて重要な出発点であり、問題意識を持っていない人からは、問題を解決できません。社会に貢献するためのエネルギーの淵源は、すべて自らの問題意識にあります。

 失敗や挫折を恐れずに挑戦し続けることこそが、未来を切り開くと信じています。

 結びに、母校の飛躍発展は皆さん一人ひとりの成長なしにはありません。学館の歴史と伝統を踏まえ、常に創造的に取り組まれることを、期待しています。

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